指の運びかたです。
できるだけシンプルに説明すると、
ひく(払う)のは
すべて 人差し指
たす(入れる)のは
1の玉は親指
5の玉は人差し指 と、なります。
また、
6~9の大きな数字のたしざんは
1の玉と5の玉を使うので、
人差し指と親指とで
同時に
つまむように挟んで
たす(入れる)と、教えます。
ただ、問題となるのは
6~9のひきざん。
最初に説明したやりかたと
矛盾しないように
6~9を引くときは
人差し指で
1玉を下に払ったあとに
5玉を上に払う のが定番です。
ひく(払う)のは
すべて 人差し指 でしたよね。
が、
1手でも
手数の少ない方法があります。
それは、人差し指と親指を
つまんだ状態から開くように
同時に ひく(払う)。
そろばんの玉を動かす回数が
減って計算効率が上がります。
将来、暗算をするにも有利ですよ。
ただ、8から6を取るなど、
指の器用さが必要な場面もあります。