計算中のそろばん位置の話。
初歩の時期は
問題最後の解答欄下に
そろばんを固定したまま、
目だけで問題を追って計算します。
生徒にとっては
違和感なく計算できています。
ただ、
見取算2ケタ10口を過ぎて
さすがに15口になる頃からは
そろばんを固定したまま
目だけで問題を追うには難しくなります。
問題とそろばんの距離が離れるほど難しい。
すると、
1度確認した問題に自信が持てず、
もう1度問題を見直したり、
問題を飛ばして計算したり、
同じところを2度計算するといった
間違いが起こってきます。(^^ゞ
そこで、見取算の基礎。
そろばんの位置です。
問題を上から下に、1口ずつ
そろばんをずらして計算します。
そろばんを、
左手でスムーズにずらす
器用さが求められますが、
すぐに慣れますのでご心配なく。
問題とそろばんの距離が短くなることで、
1口ずつの計算に集中できて、
正確さが増してきますし、
さらには、
問題を見直す必要がなくなり
時間の無駄も減りますね。
見取算の計算方法には
分割計算というテクニックも
ありますが、それは次回。