得意なものはより得意に
苦手なものはそれなりに
基本的なわたしの指導方針でした。
でした!?・・・
というのも、いまでは違うんです。
たとえば、こんなことがありました。
お子様の
空間認知能力はひとそれぞれで、
あんざんでそろばんのイメージを、
さっとやれちゃう「うさぎ」さんと
そ れ な り の「かめ」さんがいます。
そんな童話「うさぎとかめ」で
登場するかめさんには、
ドジでのろまかどうかは
置いといて Σ(・□・;)(笑)
ゆっくりでいい、
前を向いていることが優先。
「いつかはゴールに着けるよ」
なんて思っていました。
しかし、
「いつか」では嫌だった
かめさんは突然変異をしたんです。
なんと、羽が生えて飛び立ち、
うさぎさんを
ビューンと軽く追い越しました。
うさぎとかめの話は
どこ行ったーーっ!Σ(・□・;)
って、
わたしは思わず混乱しましたよ。( ̄▽ ̄;)
実は、そのかめさん。
わたしの
「苦手だろうから・・」という言葉に
火が点いて、すごい努力をしたのです。
楽な道ではないのを知っていて、
あえて挑戦をした勇気に尊敬をします。
「それなりで大丈夫」という 、
わたしの勝手な思い込み。先入観。
ほんっとに、恥ずかしい。 (〃ノωノ)
わたしはこの生徒から、
得意なものはもちろん楽しいが、
苦手なものを克服すると、
「もっと楽しいんだ」って
改めて気づかせていただきました。
得意も苦手も どっちも本気。
この童話の本質はこれ、
「“楽しい”と“楽”は違う」
自戒を込めて・・・。
おしまいおしまい。(^^ゞ