まず、かけざん導入前には
九九を習得することに触れました。
基礎的なテキストが終わるまでには、
卒業できるカリキュラムを組んでいます。
さて、
日本珠算連盟だと、
かけざんは9級から含まれます。
ただ、かけざんを導入するのは、
なんと、
「見取算6級合格レベル」が条件。
無駄な練習時間を省きたいのと、
基礎的な見取算の計算力は
すべての計算力に通ずるからです。
練習の流れとしては
基礎的なテキストを
ステージ4まで終えた時点で、
ある程度の
計算力がすでに身につきます。
そこで、
見取算プリントの
計算時間を計る練習で総仕上げをします。
2桁 3口 加算 10問
2桁 5口 加算 10問
2桁 7口 加算 5問
2桁 7口 加減算 5問 合計30問
この練習を、
計算時間は8分以内で、
満点が出るまで続けますよ。
ちなみに、この問題レベルだと、
5分以内でできれば、
3級見取算合格レベルになります。
この練習方法のメリットは、
9級から順にするより、
かけざんを短い時間で習得しますし、
本来なら、難関6級の壁を
それ以上の力を付けてから挑むことで、
軽く突破できることも意味しています。