わりざんの
還元・大還元について。
いわゆる「もどし算」ですね。
珠算検定には、
還元・・・6級以上から
大還元・・5級以上から出題されます。
大きく立ててしまった商を
少なく修正できる「もどし算」。
便利なようですが
複雑にも見えますよね。
900÷18のように、
なんども「もどし算」の
必要な計算もあったりします。 (^^ゞ
わりざんは
ひきざんの連続なのですが、
“還元”と“大還元”の違いは
“還元”は わる数2ケタ目で
“大還元”はわる数3ケタ目で
ひけなくなり、
「もどし算」をすることです。
たとえば、
“還元” 190÷38の場合。
そろばん上では、、、
①わられる数190
19の中に3は6つ
3の段 3×6=18
②商6
③商6×3=18ひく
残りが10になり、続いて
④商6×8=48はひけない
ひけないので、 「もどし算」。
⑤商6から1ひいて5にする
⑥割る数3をもどす
10から40になった
⑦商が5に変わったので
商5×8=40ひく
⑧答えは5
① 190
② 6
③ ー 18
ーーーーーー
6 10
④ ー 48✖
6
⑤ -1 10
ーーーーーー
5 10
⑥ + 3
ーーーーーー
5 40
⑦ ー 40
ーーーーーー
⑧ 5
つぎは、
“9立商”の解説です。(^^ゞ