6級の難関である、
わりざんの還元を
あたらしく指導し始めた頃に、
1か月後には、さらに難しい、
5級を受験する生徒がいました。
「挑戦する気持ちは大切だよ」
とは、言ったものの、(^^ゞ
難しい還元や9立商を経て、
5級の大還元までクリアし、
しかも、
時間内に終わらせるような、
計算スピードまで身につけることは、
並大抵の努力では難しい・・・。(^^ゞ
とにかく、一般的には、
無理目な挑戦だったんです。
と こ ろ が ど う で し ょ う 。
結論から言うと・・・
その生徒は
5級を合格してみせたのです。
こどもの可能性って
ほんっとにすごいっ!すごすぎるっ!!
練習はじめのころは、
30分かけて4問しか解けない現状に、
(30分なら60問を解きたいところ)
完全に「ちーーーん Ω\ζ°)チーン 」
と、なっていました。😢
「ぜんぜんわからない」
「ぜったいに無理だぁ~」
あの悲壮感たるや忘れません。
ただ、弊教室では、
普段は
検定練習をしないことが
功を奏しました。
わりざん以外の、
見取算やかけざんは
すでにある程度の実力があったのです。
よって、わりざん練習に、
集中できたのでラッキーでした。
それに、
保護者各位の多大な協力もあって、
あきらめることを知らずに、
辛い練習にも耐えてくれました。
わたしは練習をするごとに、
「成長してる」
「合格できる」って、
どのようにしたら
思ってもらえるようになるのか
ばかりを考えていました。
そして、
とうとう検定試験日の前日。
あんなにも辛そうに、
悲壮感たっぷりと、
わりざんをやっていた生徒です。
わたしが、
「わりざんできるようになったね」
「5級合格できそうだね」と言うと、
その生徒は、
わたしが飛び上がるぐらい
嬉しい言葉を伝えてくれました。
「わりざんがいちばんたのしい」って。
この言葉・・・
ユーキャンの
新語・流行語大賞にキマリですっ。(笑)