とくにテキストなどは準備しないし、
学校の宿題や授業の補足中心です。
ってな具合で、
かる~く、はじめた算数教室。
テーマは、
「わからないものを、そのまま放置しない」
んで、
何気なく生徒の宿題を見てると、
【問題】
妹が分速80mの速さで
学校に歩いて向かいました。
しかし、姉は妹が
お弁当を忘れていることに気づき、
妹が出発した10分後に自転車に乗って
分速240mの速さで追いかけました。
追いついたのは
妹が出発した何分後でしょうか。
・answer 5分後。
みなさんはわかりますよね?
でも、わたしは・・・
え~~っと、
こういう問題には公式があったなぁ。
「みはじ」やったっけ?
「旅人算」ってのもあったような・・。
あれれっ!? あいまいぃ~。
なんとなくしか覚えてないよっ。
このままでは、
わからないものを、
そのまま放置してしまう。(笑)
恥ずかしすぎるっ (〃ノωノ)
ってなり、
翌日には本屋さんへ、Go。
「もう、おとなですよね?
いまさら算数の本をこんなに買います?」
とも取れる、
書店員さんの冷ややかな視線を、
まったく気にせずに購入しました。(笑)
それに、これらの本たちは、
すべて立派な自己投資なんだと、
お財布にも言い聞かせましたよ。(笑)
ここで、あらためて気づいたのは、
生きてく上での基礎的なことを
すでに小学生で学ぶんですよね。
算数は、
わたしたちの身近にたくさんあります。
小数や分数の計算能力はもちろん、
図形や単位、割合、
約数と倍数や比例、反比例 などなど
とにかく、
小学生の算数は お も し ろ い 。
最後に、速さの3公式の覚え方ですが、
「みはじ」だけではなく、
「きのしたにはげたじいさん」
というのもありました。 (笑)
確かにわかりやすいけど、
文章が独創的すぎるぞっ。(笑)
さて、番外編です。
紹介した【問題】を解くコツは、
単位がそろってるかを確認して、
速さの公式に数をあてはめて解くことと、
旅人算なら、
向かい合って進む場合 → 速さをたす
追いかける場合 → 速さをひく
【問題】
妹が分速80mの速さで
学校に歩いて向かいました。
しかし、姉は妹が
お弁当を忘れていることに気づき、
妹が出発した10分後に自転車に乗って
分速240mの速さで追いかけました。
追いついたのは
妹が出発した何分後でしょうか。
【解きかた】
姉が出発するまでに、
妹は分速80mで10分進んでいるので、
姉が出発するときには、
妹は姉より80×10=800m先にいます。
姉は1分間に240m、
妹は1分間に80m進むので、
2人の差は1分間に
240-80=160mずつ縮まります。
2人の差は800mで、
その差が1分間に160mずつ縮まるので、
姉が出発してから、
800÷160=5分後に追いつきます。
・answer 5分後。