教える立場にいるなら、
誰もが共感すると思います。
教えたばかりなのに・・・
前はできていたのに・・・
自分でやると言ったのに・・・
「できませんっ」と言われたら、
「なぜできないの?」と言いたい。
まさしく、
「理由を述べよ!」です。(笑)
でも、言ってしまうと、
たいていの子どもは萎縮しますよね。
単なるダメ出しだと思われたり、
なぜかと理由を尋ねても、
安易で都合のいい答えを
見つけるだけで終わってしまいます。
つまり、その場をやり過ごすための、
その場しのぎで終わるのです。
それに、できない理由を
頑張って掘り下げたところで、
できない理由が
わからないからできないのであって、
結局は、
徒労に終わることも多いものです。
すると、できないことに、
さらなる自責の念まで生まれてしまう。
さらには、
「なぜできないの?」と聞くことで、
“できない理由を探す”といった、
悪いクセもつけさせたくないですよね。
これらのことから、
なぜ(Why)は無駄だと、
お分かりいただけたでしょう。
それなら、
どうすれば良いのでしょうか?
それはお察しのとおり、
「なぜできないの?」ではなくて、
「なにが(What)
いけなかったのでしょう? 」
「どのようにしたら(How)
できるようになりますか?」
に変えると、
きっとより具体例が出てきます。
ここで、今日の結論。(`・ω・´)b
やはり、Whyではなく
WhatやHowにすることで、
自分で考える力を奪わずに、
反省しながらも、
前向きに対処できる力を
持たせたいと思っています。