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深刻さはいらない

深刻さはいらない

弊そろばん教室では、

  

見取算30問を分以内で

満点を取る練習があります。

 

合格すると

念願のかけざん導入です。

 

生徒によっては、

 

100回やっても

合格しない生徒もいます。

 

いつ来てもおなじ練習ばかりの

つらい毎日がつづきます。( ̄▽ ̄;)

 

ただ、回数を重ねるごとに、

 

気がつくと、

自然と所作に無駄がなくなり、

 

効率的な動きによって

計算スピードが上がってきます。

 

こうなれば占めたもんです。😁

 

このときの

最大の敵は「深刻になること

 

そう、深刻になるのは

正体がよくわからなくて

不安を感じるからですよね。

 

そこで、具体的な

わたしのアドバイスを参考にして、

 

生徒は

自分で考えて練習に励みます。

 

「指をとめないようにね」

「腕の力が抜けているかな」

「手首をあまり動かさないでね」

「左から右へ一直線だよ」

 

からはじまって、

 

そろばんと問題の位置や、

計算後の答えを書く際の導線、

 

答えの書きかたまで

自ら工夫をするようになります。

 

あとは玉の動きが物理的に遅いなら、

読み上げ算で特訓をしてみたりと、

 

深刻になる正体を明らかにして、 

 

どうすればいいのかを

一緒に探って行きます。

 

すると生徒は、

安心してやる気が出ますよね。

 

さいごは精神論。(`・ω・´)b

 

次こそは大丈夫。

わたしならできる」って

思えるまでは練習をはじめない。

 

これら一連の

練習は決して「」ではありません。

 

しかし、この

きな山場を乗り越えることで、

 

生徒は合格を手にするとともに、

 

深刻さは無意味」であると、

人間としても成長をして行きます。