弊そろばん教室では、
見取算30問を8分以内で
満点を取る練習があります。
合格すると
念願のかけざん導入です。
生徒によっては、
100回やっても
合格しない生徒もいます。
いつ来てもおなじ練習ばかりの
つらい毎日がつづきます。( ̄▽ ̄;)
ただ、回数を重ねるごとに、
気がつくと、
自然と所作に無駄がなくなり、
効率的な動きによって
計算スピードが上がってきます。
こうなれば占めたもんです。😁
このときの
最大の敵は「深刻になること」
そう、深刻になるのは
正体がよくわからなくて
不安を感じるからですよね。
そこで、具体的な
わたしのアドバイスを参考にして、
生徒は
自分で考えて練習に励みます。
「指をとめないようにね」
「腕の力が抜けているかな」
「手首をあまり動かさないでね」
「左から右へ一直線だよ」
からはじまって、
そろばんと問題の位置や、
計算後の答えを書く際の導線、
答えの書きかたまで
自ら工夫をするようになります。
あとは玉の動きが物理的に遅いなら、
読み上げ算で特訓をしてみたりと、
深刻になる正体を明らかにして、
どうすればいいのかを
一緒に探って行きます。
すると生徒は、
安心してやる気が出ますよね。
さいごは精神論。(`・ω・´)b
次こそは大丈夫。
「わたしならできる」って
思えるまでは練習をはじめない。
これら一連の
練習は決して「楽」ではありません。
しかし、この
大きな山場を乗り越えることで、
生徒は合格を手にするとともに、
「深刻さは無意味」であると、
人間としても成長をして行きます。