ご存じ、
プロテニスプレイヤーの
大阪なおみ選手。
その偉業の裏では
サーシャ・バインコーチが、
大阪なおみ選手に
よく話しかけていた言葉があります。
それは「ペップトーク」と言って
素晴らしい技術なので紹介します。
ペップとは、
もともと「元気、活気」という意味で、
ペップトークは
緊張や不安をやる気に変えて、
本来持つ力を
最大限に引き出す話しかたとして、
ビジネス、政治から日常生活にまで
広く取り入れられるようになりました。
そんなペップトークですが、
難しくはなく4つを組み立てるだけです。
ペップトークの組み立てかた。
(ブログ画像参照)
①受容 事実を受け止め
②承認 認める
③行動 してほしい
④激励 背中のひと押し
たとえば・・・
そろばん検定試験直前で、
いつにも増して緊張してる生徒に対して、
受容「そうだよね。緊張して指が震えるよね」
承認「それは本気で合格したいと思ってる証拠だよ」
「あんなにもつらい練習を頑張ったもん」
行動「いつもの練習どおりにやればいいからね」
激励「大丈夫。君ならぜったいできるよ。」
「だから、ちゃんと緊張して、
ちゃんと楽しんでおいで (笑) 」
ってな感じでしょうか。(`・ω・´)b
このたった
1分ほどのメッセージで、
相手は悩みを受け止めて
承認してもらえたことで、
安心感を得られます。
さらには信頼も生まれます。
そして行動をうながし、
君ならできるよと激励される。
ここでミソなのは、
何かを指導する際には、
「行動」と「激励」だけに
なることが比較的おおいが、
それよりも前に、
「受容」と「承認」があることで、
ペップトークの効果が発揮します。
これはいろいろな場面で、
ビジネスでもお子様の教育でも使えます。
ただもっと大切なのは、
ペップトークをする側の
精神状態が悪かったらダメってことです。
悩んでたり、
モチベーションが下がってたり
精神状態が落ち着いてないのに、
ペップトークをしたって、
なんの説得力もありません。(^^ゞ
ので、そういった場合には、
ペップトークを
自分にも使ってみてください。
感情のないカタチだけの、
薄っぺらいペップトークなんて、
すぐにばれてしまいますよ。( ̄▽ ̄;)