答えの書き直しは
思ってるより無駄だよって話です。
日本珠算連盟の段位では、
かけ算なら、
60問を10分なので、
1問を平均10秒でないと
すべての問題を解けません。
問題は6桁×5桁。
答えは10~11字。
さらに、この10秒ですが、
すべてを計算だけに、
費やせるわけではありません。
計算をしたら
答えを記入する時間も必要ですよね。
おおよそですが、
かかる時間の割合は、
計算60% → 6秒
記入40% → 4秒
1問を6秒で計算して、
答えは4秒で書く感じです。
そう、数字を書くには
時間がけっこうかかるものです。
ので、2回書き間違えただけで、
1題分の10秒に匹敵します。
※記入4秒×2回=8秒
また3回なら、
記入4秒×3回=12秒のロス。
その12秒もあれば、
計算だけなら2題分できます。
※計算6秒×2題分=12秒
つまり、見直しの計算が
2題分できることと同意。
よって、答えの書き直しは
思ってるより無駄なんです。
そろばんを上達するには、
1題4秒で答えを書く練習をしたり、
書き直しの数を意識することで、
計算自体だけではなく、
答えを書くのも大切なんだと
思わせることが必要です。